こんにちは、奥成大輔(オクナリダイスケ)です。
『ちいさいおうち』という絵本をご存知でしょうか?
子供の頃に読んだこの絵本、いまの自分の価値観に大きな影響を残しました。
今日は、この『ちいさいおうち (岩波の子どもの本)』についてです。
ちいさいおうちはヴァージニア・リー・バートンさんの名作
『ちいさいおうち』は女流児童文学者兼画家のヴァージニア・リー・バートンさんの作品です。
わが家に残されているのは、いまも本屋さんで見かける岩波の子どもの本の第17刷で、昭和47年に発行されたものです。
私が昭和43年生まれですから、4歳の頃の本ですね。
尚、第1刷発行は昭和29年です。
絵本ちいさいおうちのあらすじ
こんなあらすじのお話です。
田舎の静かなところに1軒のちいさいおうちがあり、幸せな時を過ごしていました。
ところが、徐々に周囲が開発され、道路や鉄道、高層ビルが立ち並ぶようになります。
季節も昼夜もわからないような大都会。
そんな都会に住むことをちいさなおうちはきらいでした。
そんなある日、ちいさなおうちを建てた人の孫の孫のそのまた孫に当たる人が見つけます。
そして、田舎に引っ越してくれるのです。
ちいさいおうちは静かで星が輝く春をの原の真ん中にある丘の上で喜び、二度と都会には行きたい思いませんでした。
ディズニーでアニメーション化されている
このちいさいおうち、絵柄のタッチこそちがうのですが、ディズニーでアニメーション化されています。
あらすじを読んで気になった方はこちらのYoutubeの動画を観てみてください。
私もちいさいおうちと一緒で閑静な田舎好き
私自身、大都会に住んだことはありませんが、ちいさいおうちと一緒で自然が豊かで静かなところが好きです。
就職して宇都宮周辺でアパートを探したときも田舎で閑静なところを探しました。
御料牧場の美しい景色を眺めながら会社に通勤できることが決め手で高根沢町に住み始めます。
まさにちいさいおうちに描かれているような風景がそこには広がっていました。
その後に移住したのが那須烏山市です。
当時はまだ市になっていなくて烏山町でした。
那須烏山の丘の上にあるわが家から夜空を眺めると星が輝き、山のいい匂いがします。
東京や神奈川で過ごした後に那須烏山に戻ってくるとその違いにホッとします。
私が田舎や閑静な場所を好む理由
このちいさいおうちを思い出したことには理由があります。
それは、私が田舎や閑静な場所を好む傾向があることと、先日読んだ『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』で発見した自分の繊細さんの気質(HSP気質)が影響していると感じたからです。
ちいさいおうちの価値観を子供の頃から受け入れていたことは、そんなHSP気質の影響からではないかと思ってしまいます。
自分の選択や志向がそんな気質から行われていることに気づき、HSPについて強い関心を持ちました。
関連する本も何冊か届いているので、またの機会に紹介したいと思います。
まとめ
子供の頃に読んだ絵本『ちいさいおうち』は、いまの自分の持っている価値観に大きな影響を残しています。
ちいさいおうちと同じように私が田舎や閑静な場所を好む傾向は、先日読んだ『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』で紹介されているHSP気質によるものと考え始めました。
12月に入り、これから先や来年、どんなことにチャレンジしていこうか考えるこの時期。
なんとなく「こうかな?」と考えていたことが、自分の気質を把握し「これこれ」と点と点がつながって線になって明快になる心地よさがあります。
自分の価値観が絵本として語られる『ちいさいおうち』を思い出して久しぶりに手にとって読んでみました。
ちいさいおうち (岩波の子どもの本)