こんにちは、奥成大輔(オクナリダイスケ)です。
今夜はふたご座流星群がピークとのことです。
夜9時頃、外に出てみると5分くらいの間に2つも流れ星が見えました。
冬の流星群の思い出
那須烏山から見える満点の星空はみごとです。
ただ、今夜はところどころ雲があり、雲の中を流れ星が流れていくようでした。
流星群には苦い思い出があります。
中学生の頃、一眼レフのカメラが流行っていました。
ぼくらの時代、小学校高学年の頃にブルートレインが人気で、鉄道の写真を撮りに行ったものです。
普通フィルムではなくてクロムとかモノクロのフィルムを使ってみたり、高感度のフィルムを使ってみたりもしました。
そして、みんなで図鑑に載っているような流星群の写真を撮ろう! ということで、真夜中に撮影に行きました。
深夜に田んぼの真ん中で流星群のフィルム撮影
真冬の寒風が吹く、境川沿いの田んぼの真ん中で三脚を設置して、撮影に挑みます。
当時はフィルムですから、いまのデジタルカメラやiPhoneのように、その場で撮影できているかどうかは確認できません。
ですので、露光時間もいろいろ試しながら撮影していました。
夜空には流星がたくさん流れていて、中には音を立てて眩しいくらいの流星もあったのをよく覚えています。
撮影は残念な結果ながら流星群は圧巻だった
朝方に撮影を終了して、フィルムを巻取り、写真屋さんに現像に出しました。
すると、フィルムには何一つ写っていないではありませんか。
どうやら、フィルムのセットが不十分で、巻かれていなかったようなのです。
撮影できていないのに、撮影していたというとても間抜けな話しですが、時間は巻き戻せません。
友達の撮影した流星の写真を見せてもらいましたが、あまりにも残念で面白くありませんでした。
しかし、初めて見た夜空を流れる流星群は圧巻でした。
今夜も流星群はキレイに流れていた
この記事を書きながら、もう一度外に出て夜空を眺めてみました。
書き始める前よりも雲が厚くなってきていましたが、オリオン座とふたご座周辺はところどころ星が見えます。
予期しないところから左から右へ、上から下へと流星が流れていきました。
今年は条件がよいとのことで「最多で1時間に40個の流れ星」が見られるかもしれないのだそうです。
ふたご座流星群ピーク 天気・時間・方角は(日直予報士 2018年12月14日) – 日本気象協会 tenki.jp
まとめ
流星群のニュースをみるたび、ぼくはこのフィルムが巻かれていなかったときのことを思い出します。
全くの偶然ですが、流星群の撮影をした中学生の頃といえば、昨日話題にした機動戦士ガンダムが流行った時期と重なります。
当時もいまも宇宙にはいろいろな夢が広がっているのです。