東北660選手権という軽自動車レースがずっと気になっているので調べてみた

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東北660選手権が開催されるエビスサーキット西コース
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こんにちは、オクナリ自動車部です。

オクナリ自動車部では、これからの活動計画を徐々に検討しています。予算ゼロからのスタートなので、低予算ではじめられる自動車競技から考えているところです。

そんな中、いまから1ヶ月くらい前にYahoo!のトップページを眺めていたら、こんな記事が目に飛び込んできました。

東北660選手権という軽自動車レースです。

記事を読んでからずっと気になり続けています。すでに開催10年を迎えていて、いまでもエントリー台数が増え続けているとのこと。

オフィシャルサイトはこちらです。

東北660選手権 OFFICIAL WEBSITE

東北660選手権では、どんなレースが繰り広げられているのか?

言葉で語るよりも、こちらの2020年にスポーツランドSUGOで開催された第3戦の動画で雰囲気がわかると思います。

目次

東北660選手権の最新状況

そこで、東北660選手権ついて最新の状況を少し調べてみました。

まず、2020年はスポーツランドSUGOとエビスサーキット西コースで特別戦を含めて計5回開催されています。

参加料金は、一般価格で19,600円。スポーツランドSUGOで開催される60分耐久レースの特別戦でも、一般価格で22,700円とリーズナブルなのも魅力です。

エントリーは全クラス合計で最大60台(先着順)+主催者が認めた台数とのこと。

通常のシリーズ戦のレース形式はスタンディングスタートで争われ、決勝レースはSUGOで8周、エビス西コースで12周。事前に公式練習、公式予選とも20~30分間で行われています。

参加資格は「4輪運転免許証を所持し、心身ともに健康である者」とされています。

4輪のレースというと、JAFのライセンスを取得してからというイメージがありますが、運転免許を持っていれば参加できるというのは魅力です。

項目概要
レース開催数5回(2020年実績)
開催コーススポーツランドSUGO、エビスサーキット西コース
参加料金一般価格 19,600円、特別戦は22,700円
エントリー台数全クラス合計で最大60台(先着順)+主催者が認めた台数
レース形式決勝スタンディングスタート、公式練習 20~30分、公式予選 20~30分
決勝レース周回数スポーツランドSUGO 8周、エビスサーキット西コース 12周
参加資格4輪運転免許証を所持し、心身ともに健康である者
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東北660選手権の参加車両レギュレーション

次に参加車両についてです。参加車両は、次のようにレギュレーションで定められています。

1998年(平成10年)10月以降に製造された、新安全衝突基準に適合している軽自動車で、自然吸気エンジンを搭載した車両。新車時と異なる型式のエンジンに換装した車両の出走は、公認車検の取得に関わらず認めない。

出典:東北660選手権 OFFICIAL WEBSITE

1998年に全長と全幅が拡大され、衝突安全基準が高められた新軽自動車規格の車両です。

軽自動車レースというと、ターボチャージャー付きのスポーティグレードが主流かと思いきや、自然吸気エンジン(NAエンジン)の搭載車両に限定されています。

軽自動車の自然吸気エンジンでレースをするとはどういうことかというと、エンジンの高回転域までガンガン回して常にエンジン回転数のレッドゾーン付近で走ることを意味します。

SUGOのような比較的、高速域で走る区間や上りが多いと若干ストレスを感じるかもしれませんが、軽自動車のようなコーナリングでの限界性能も高くなく、エンジン性能もほぼ使い切るようなレースはおもしろくないはずがありません。

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改造範囲とスキルに応じたクラス設定

さらに、改造範囲やドライビングスキルに応じていくつかのカテゴリーが設定され、それぞれにレギュレーションが定められています。

カテゴリー概要
1クラス公式レース経験者や上級者、デモカーなど
2クラス3クラスで表彰台の規定回数に達した者、公式レース経験者など
3クラスレース経験の少ない者、久しぶりにサーキットを走る者など
4クラスATおよびCVT
5クラス電子制御スロットル車クラス。5速MTおよびAGSのみ
6クラス初心者が対象で3回までしか参加できない

詳しいレギュレーションは、東北660選手権 OFFICIAL WEBSITEの規則書ダウンロードページでダウンロードできます。

全くはじめて参加するということを考えると、6クラスで経験を積んで、その後3クラスにエントリーしていくのがオーソドックスな参加方法といえそうです。

あるいは、車両の選定によっては台数の少ないATもしくはCVTの4クラスあたりを考えてもよいかもしれません。

通称「電スロクラス」と呼ばれる電子制御スロットル車の5クラスも参加台数は少ないので狙い目です。

ただし、比較的新しい車種に限定されるので予算が上がってしまうことが課題です。

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2020年の参加車両の調査結果と車両選定

では、どんなマシンを選ぶとよいのか?

1998年以降に製造された軽自動車でMT車なら何でもいいのかというと、そうでもなさそうなんです。

実際に2020年のシリーズランキングからどんな車種で参加しているのか、傾向をチェックしてみました。

東北660選手権2020年参加車両調査結果(数字は台数)

すると、選択すべき車両はほぼ3車種に集中していることが分かりました。

  • アルトバン HA23V
  • エッセ L235S
  • ミラバン L275V

この3車種のうち、いまから購入することを考えると、高年式のエッセかミラバンが狙い目かというところでしょうか。

エッセとミラバンは同じダイハツでエンジン型式も同じですが、ホイールベースがミラバンの方が若干長いことでクルマの特性に違いがありそうです。

クルマとの出会いも一期一会。

東北660選手権に出場するのなら、この3車種の中なら身近にみつかった車両から選定していくことになりそうです。

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参戦予算の概算見積もり

最後に、かなりざっくりとですが予算を見積もってみました。

車両と車両装備を考えると、安く見積もってもおおよそ50万円から60万円くらいが想定されます。

  • 車両本体
  • ロールケージ
  • フルバケットシート
  • 4点式シートベルト
  • ハンドル回り
  • タイヤ
  • ホイール
  • ブレーキ回り
  • 車高調

ドライバーの装備は、おおよそ20万円くらいになりそうです。

  • ヘルメット Arai GP-6S
  • HANS FIA公認
  • ウェア一式 JAF公認
  • グローブ
  • シューズ

その他、メンテナンス代、工具一式、エントリー代、遠征費(旅費+ホテル代)などが別途必要になると思われます。

費用を抑えた場合でも、これらを合計すると年間にして約100万円くらいが必要な計算です。

クルマのレースに出ることを考えるとかなりローコストですが、それでもこのくらいは掛かりますよね。

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まとめ

活動計画を立てている中で気になっていた『東北660選手権』について調査してみました。

現時点ではいきなり来シーズンから参戦することは難しそうです。

しかし、NAの軽自動車でレースをすることは興味深く、将来的な参戦は継続検討したいと思います。

オクナリ自動車部では、今後も当面は活動計画を検討していきます。
予算ゼロからのスタートなので、まずは低予算ではじめられる自動車競技への参加の可能性を模索します。

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この記事を書いた人

1968年神奈川県生まれ、栃木県那須烏山市在住
1992年、大学卒業後(株)本田技術研究所に入社。
2002年に豊かな自然と環境の良さにひかれ那須烏山市に移住する。
2008年、ライフスタイルを見直すことがきっかけで退社し独立。

2010年1月より「個人の働き方の常識を変え、ライフスタイルを革新する」をテーマにもしも大学公認講師としてドロップシッピング教育活動を開始。
講座を通じて、初売上達成者の方から月商100万円を超えるショップオーナー様まで多数輩出。
もしもドロップシッピング10周年記念イベントでは公認講師部門で表彰。
穏やか暮らし研究所(旧どろっぷしっぴんぐ研究所)代表。

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