2×4材でDIYのスタンディングデスクを作ってみた

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窓辺に設置したスタンディングデスク
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こんにちは、奥成大輔(オクナリダイスケ)です。

2×4材(ツーバイフォー材)を使って十数年ぶりのDIYで、スタンディングデスクを製作しました。この記事もさっそく製作したスタンディングデスクで立って書いています。

今回はなぜいまスタンディングデスクなのか、どんな感じで製作したのかを紹介していきたいと思います。

目次

座りっぱなしは本当にまずいのではないか?

新型コロナウイルスの感染拡大で自宅ライフが定着し、ほとんどの時間を家で座ったまま過ごしていました。

案の定、体重は3kgも増えていました。

「ずっと座っていると寿命が縮まる」なんていう話は以前からも知っていたのですが、気づけば「これはまずいのではないか?」という自覚症状を感じるまでに至ってしまいました。

どんな自覚症状かといえば…

  • 手や足のコントロールが微妙にズレて手を壁の角にぶつけたり
  • 自分の足で椅子の足をおもいっきり蹴飛ばしたり
  • ある角度に肩を動かすとグキっと痛みを感じたり

「以前はこんなことはなかったのに」というようなわずかなコントロールミスによる怪我や、日頃の運動不足によることが明らかな怪我が増えているのです。

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『寿命を縮める座りすぎの恐怖』を観て確信する

そんなときにテレビを観ているとやってました。『健康カプセル! ゲンキの時間』という番組で『寿命を縮める座りすぎの恐怖』という世にも恐ろしいタイトルの特集を。

【番組公式】寿命を縮める座りすぎの恐怖 _ 健康カプセル!ゲンキの時間 _ CBCテレビ

詳しい内容は番組サイトのリンク先をご覧いただくとして、要は座り過ぎは寿命を縮めるということなのですが、「座りすぎ」が寿命を縮める3つの原因として次の3つが挙げられていました。

  1. 筋肉
  2. 血流

実際に自分が感じていた自覚症状に直結する3つだったのです。

中でも、座っているときに比べて立っているだけで血流が2倍だったか、3倍だったか流れるようになるという話が心に刺さりました。

そんなことで「これからは楽しく立っていられるようにしよう!」ということで、スタンディングデスクを使うこと決意します。

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窓から外を眺めながら仕事がしたい

いろいろなスタンディングデスクがありますが、せっかくなら窓から外を眺めながらMacbook Proに向かって仕事がしたいと考えます。

どのくらいの高さがいいのか、我が家のカウンターを使って試したところ、お菓子の空箱を載せた高さくらいが姿勢を保ってMacbook Proを操作するのに手首の角度もちょうどいいということが確認できました。

お菓子の箱をカウンターに置いてスタンディングデスクの高さを検討

高さはちょうど 1,100mm(ミリメートル)。

しかし、その高さのスタンディングデスクはほぼ市販されていないことから、久しぶりにDIYで製作しようと思い立ったのです。

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2×4材で作るスタンディングデスクの設計

最初は天板を1枚板にすることや、スマートな材料でおしゃれな感じのスタンディングデスクにすることも考えました。

ところがガレージには、2×4材の端材が何本も眠っていたので、2×4材とコーススレッドを使って結合するシンプルなスタンディングデスクとしました。

スタンディングデスクの立体図

2×2材も1本残っていたので、脚の上下部分に使用していますが、それ以外の天板や脚のメイン部分は2×4材です。

高さを1,100mm。奥行きは2×4材を5枚並べた奥行で445mm。横幅は770mmとしました。

天板と脚だけだとひずみや横方向の剛性が足りないと想定されることと、スタンディングデスクに向かっているときに自分の足を載せられる場所を確保するために、自然に足が乗る高さに梁(はり)を1本追加しています。

立体図だと梁の箇所も2×2材を想定していましたが、ストックがなかったので結果的には2×4材です。

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古い2×4材を使うDIYでの加工の難点

ということで、最近は倉庫と化したガレージの奥に眠っている2×4材の端材を引っ張り出してきました。

ガレージの奥に眠っていた2×4材の端材をカットしたところ

15年以上も前の2×4材は乾燥しきっているので硬く水分も残っていないので、電動丸ノコでさえもなかなか刃が進まずに煙が出てこげ臭かったりしました。

電動丸ノコも当時から使っていないことや、私が使っているサイズの刃はすでに絶版になっていて刃を替えることができないのも影響してそうです。

さらに木材は乾燥が進んだこともあり、ねじれたり反ったりしていて、組み立てる際にも調整が困難だったり、完成後も若干の歪みが残ってしまいました。

そのため実際に使ってみると、Macbook Proの手前左側の隅が浮き上がります。ダンボールの切れ端を敷いて調整して使っていますので、できることなら新しい反りやねじれのない2×4材で作るのがベストです。

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スタンディングデスクの仕上がり

完成した2×4材のスタンディングデスク

加工に手を焼きながらもイメージ通りのスタンディングデスクが完成。手書きの立体図の通りの仕上がりになりました。

木材の切断面の色が茶色くなっているのが、煙が出て木が焦げている箇所です。

天板の真ん中と足を載せる梁の固定はコーススレッドでもよかったのですが、工具ケースにシンプソンのL字金具があったので4箇所に使用しています。

シンプソンのL字金具

しかしこれを使ったため、木材の面圧が上がりにくくなっていて、横方向の剛性が不足気味です。金具の断面の剛性に支配されるので恐らく、コーススレッドを使って木と木の面圧が上がるように締めたほうがよさそうです。

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スタンディングデスク生活をはじめました

翌日、さっそく1日スタンディングデスクで過ごしてみましたが、なかなかいい感じです。我が家の猫たちもさっそく上に乗ったり、脚で爪とぎをしたりと使ってくれています。

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今回使ったもの

材料

  • 2×4材 天板 770mm×5本、脚 986×2本、梁 694mm×1本
  • 2×2材 1820mm 1本
  • コーススレッド 65mm、28mm
  • シンプソンL字金具 4個

工具

  • 電動丸ノコ RYOBI
  • インパクトドライバー RYOBI
  • 電動ドリル RYOBI
  • コードリール
  • 木工やすり
  • コンベックスメジャー

予算

  • 0円 ※すべて端材、余剰部品を活用したため
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まとめ

2×4材(ツーバイフォー材)を使ってスタンディングデスクを製作しました。

かれこれ十数年ぶりのDIY作業でしたが、自分が使いたいものを自ら企画して出来上がっていく楽しさはDIYの喜びそのものです。

さっそく窓辺に設置して、窓の外を眺めながらこの記事を書きました。

DIYって本当に楽しいですね。そんな発見もあった今回のスタンディングデスク製作でした。

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この記事を書いた人

1968年神奈川県生まれ、栃木県那須烏山市在住
1992年、大学卒業後(株)本田技術研究所に入社。
2002年に豊かな自然と環境の良さにひかれ那須烏山市に移住する。
2008年、ライフスタイルを見直すことがきっかけで退社し独立。

2010年1月より「個人の働き方の常識を変え、ライフスタイルを革新する」をテーマにもしも大学公認講師としてドロップシッピング教育活動を開始。
講座を通じて、初売上達成者の方から月商100万円を超えるショップオーナー様まで多数輩出。
もしもドロップシッピング10周年記念イベントでは公認講師部門で表彰。
穏やか暮らし研究所(旧どろっぷしっぴんぐ研究所)代表。

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